六甲山全縦

10月になって、ようやく秋も深まってきました。来月には六甲全山郵送大
会が開かれる予定でしたが、新型コロナの影響で今年は中止になりました。昭
和50年から始まり、40年以上の歴史がありますが、初めての中止になりま
す。例年11月の第2日曜日と勤労感謝の日に行われていました。
 公称56キロですが、実際は47キロくらいだそうで、出発点の変更(塩屋
から須磨浦公園)や橋の整備等で短くなったそうです。
 新田次郎が小説「孤高の人」で取り上げた主人公「加藤文太郎」は小説の中
で塩屋から宝塚まで歩き、その日のうちに西宮の浜に出て神戸まで歩いたと書
かれています。多分、当時は高倉山も存在していただろうし、登山道の整備も
されていなかったと思うので、恐ろしい健脚だと感じ入ったことがあります。
 来年は再開されることを願っています。

(シャローム綜合法律事務所 事務員KN♂)