みやながたかしの法律Q&A

Q30債務不存在確認訴訟とは?

通常の訴訟は、ある物の給付を求めたり、ある物の存在を確認したりという形態をとりますが、時には、ある物(あるいは権利)が存在しないことを確認することが有用である場合があります。

例えば、いわれのない請求を長期に渡り受けている場合(クレーマー案件)、裁判所により当該債務が存在しないことを公的に確認してもらうことにより紛争を解決すべき場合があります。
このようなときに提起するのが、債務不存在確認訴訟です。

この訴訟の特色は、実体法上の債務者が原告、債権者が被告となるところ、この場合の原告は権利の発生を主張すべき実体法上の地位を有しませんので、権利の発生原因は被告たる債権者が抗弁として主張立証することになります。
したがって、債権者からすると、応訴を余儀なくされ、主張立証をせざるを得ない立場に置かれますので、このことをもって「消極的確認訴訟の提訴強制・先制攻撃的機能」と呼ばれることがあります。

クレーマー気質の人間は、訴外で執拗に請求を繰り返す一方、自ら法的手続きをとることは少ないという傾向がありますので、嵐が通り過ぎるのをただ待つだけでは、いつまでもいわれのない請求にさらされ続けて疲弊していく一方です。
このような案件において、債務不存在確認訴訟が効果を発揮することとなります。

なお、クレーマー案件以外にも、例えば交通事故の事件において、保険会社の側が、「〇〇円以上の債務がないことを確認する」という形で、一部債務を自認した上で残額が存在しないことの確認請求をしてくることがあります。
被害者が通院継続中で未だ症状固定に至っていないと考えている場合であっても、とにかく応訴しなければなりませんので、各種資料の収集に困難がつきまといます。

そのような場合には、速やかに弁護士にご相談されることをお勧めします。 債務不存在確認請求はイレギュラーな訴訟類型といえますので、(通常の訴訟でもそうですが)ご自身で手続きをされるのはより一層難しいのではないかと思われます(例えば、そもそも訴状に記載すべき債務の特定の段階から躓く場合が多いのではないでしょうか。)。

お困りの際は、シャローム綜合法律事務所までご相談下さい。

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